早春のミツバチたち

越冬解除からひと月ちょっと。
今年の春は、穏やかに暖かく、ミツバチたちは順調です。
クロッカス、スイセン、レンギョウ…が咲き始め、
モリモリの産卵と貯蜜も確認しました。

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このところの高温で、サクラも例年より早く咲きそうな…

ミツバチたちも、暑い〜💦とばかりに巣箱の外に、ワラワラと。

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昨年は採れなかったHaru、今年は大丈夫かな。
ニセアカシアの花が咲く頃には、
皆んな、大家族になってくれそうです。


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by latableverte | 2018-04-24 22:27 | 養蜂日記

越冬解除

昨日は春分の日でした。
春です。

数日前、石狩のミツバチの越冬解除を行いました。
いよいよ2018年シーズン、幕開けです。


春を感じさせる気温の上昇とお日様。

恒例の巣門開けの儀。

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...

ワラワラとミツバチたちが出てきました。

ありがとね。

ヨロシクね。

冬の間、溜めていた糞をしに次々と飛び出て糞をします。
なかなか飛び立てないのは越冬直前に産まれた子かな?
おっかなビックリで外の世界にドキドキしていることでしょう。

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みるみる雪が糞で黄色く染まっていきます。

越冬解除のタイミングが遅れると、巣箱の巣門周りに大量の糞をしてしまいます。
そうなると糞に含まれる病原菌に触れて病気(ノゼマ病)が蔓延することがあります。

そのため、早めに越冬解除して溜めていた糞をさせ、さらに巣箱を交換して衛生環境を整えます。

今いる子たちはゴールデンウイーク前後には寿命がきてしまいます。

だから、女王蜂の産卵ー育児がスムーズに進めて順調に世代交代できるようにご奉仕するのです。

まずは、4月初旬のフキノトウが咲くまで。(早春の花粉源)

次は、5月初旬桜の開花。(春、最初の蜜源)

そして、5月のリラ冷えを過ぎて6月中旬までの安定期に入るまで。。。

この間に、農家さんの花粉交配用の精鋭部隊(群)も準備します。

それぞれの季節、各群の特性に合わせるようにご奉仕するのです。
そして、既に今秋の越冬準備までの手順をシュミレートします。


今夏は猛暑の可能性が高いと考えてます。
猛暑となるとスズメバチが大量発生します。
スズメバチだけではなく、農作物を荒らしちゃう虫たちも大量発生します。
なので、農薬噴霧も増える可能性があります。


各蜂場によってスズメバチや農薬噴霧の頻度が大きく変わります。
なので、スズメバチ対策と合わせて各蜂場の群数や仕立て方も変えます。


あくまでも、定置養蜂でシーズン中に移動することはしないので、
この見極めが重要になるのです。

そもそも群数がとても限られているため、
少数(群数)精鋭でシーズンに臨むのです。


一群、一群に愛情を注ぎます。

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越冬解除とはいえ、外はまだ雪景色。
寒くないように巣箱ごと保温。


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よしよし、みんな元気だね。







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by latableverte | 2018-03-22 19:28 | 養蜂日記

2017年 初採蜜!

ようやく、ようやく。
待ちに待った、今年初の採蜜です!
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今年は春先から気温があまり上がらず、サクラやタンポポの蜜はそこそこ入ったものの、
好天が続かなかったりで、ミツバチたちから、おすそ分けをいただくことは出来ませんでした。
ハチミツは彼女たちの大切な食糧。
無理に採ることを、私たちは決してしません。

札幌市内でニセアカシアが咲き始め、石狩ももうすぐだな~と思っていた矢先の雨続き。
採蜜のタイミングがなかなか計れなくて、結局例年からひと月遅れの初採蜜となりました。

でも、見て下さい!
キレイな透明なアカシア蜜!!
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かなりいい感じです。
ようやく、ようやく、皆さまへお届けできます。

今年は「Natsu」からのスタートとなります。

「Natsu17」明日からのチカホ クラシェにて初お目見え。
kurache(クラシェ)2017.7「旬を味わう」 7/5~7/11

5日、7日、11日はコムズファームさんのブースで販売。
8日(土)と9日(日)は、La table verteが出店します。
新蜜とフレッシュハーブ、エディブルフラワー、ハーブティーなどご用意してお待ちしております。
どうぞ、今年のハチミツのお味、確かめに来てくださいね。





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by latableverte | 2017-07-04 23:45 | 養蜂日記

越冬解除

先日、雪ももう無くなりそう…と書いた途端の大雪。
起きたら外は真っ白で冬に逆戻りしたかの景色。
それもまた、すぐに溶けてしまいました。
これが北海道の春なんでね。

そんな中、越冬解除したミツバチたちは健気に頑張っています。
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越冬から目覚めたミツバチ。
巣箱の中で寿命が来た子たちと命を受け継ぐ子たち。

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最後の力をふりしぼり、雪の上で役割りを終えた子




養蜂を始めた当初から、暖かい地域に蜂を移動することなく、北海道での越冬手法を探りチャレンジしてきました。
失敗して、ミツバチには可哀相な結果になったこともあります。
でも、越冬技術を確立することで、結果的に環境に適応した、病気やダニに強いミツバチになると考えています。

抗生物質を使わない、防ダニ剤を使わない
言葉にすれば一行だけど、そうするためにどうするのか?
それは、決して簡単なことではない沢山の対策と試行錯誤があるのです。
教科書の無い学び。

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これもそんな工夫の一つ。養蜂の色々なシーンでハーブを活用しています。
今年はガーデンのラベンダーにフランスの野生ラベンダーの力もプラス
それがどれだけの違いになるのかは、蜂のみぞ知るです。
ほとんど人間の自己満足かも(笑)


今回は無給餌越冬にチャレンジしました。
給餌した方が越冬確率は高いのだけれど、ハチたちの本来持ち合わせている生態を活かすべく、あえて無給餌による越冬を。
成績はまずまず。
今後の越冬成功へと繋がる課題やさまざまなデータが取れました。

私たちがこの様に思い切った試行が出来るのも、毎年この時期に募集しております、Honey&Herb CLUB があってこそなのです。
今、欧米世界でも注目されているCSA(Community Supported Agriculture「地域に支えられた農業」)にヒントを得た仕組みです。
おかげさまで、沢山の皆様のご賛同、応援を頂いて集まった会費があって、様々な取り組みに挑戦出来ています。
今年も只今募集をしております。

会員の皆さまには、成果産物としてのハチミツのシェア以外にも、いろいろなイベントや作業参加を通して、養蜂や養蜂と密接な関係を持つ農業、家庭でも活かせる蜜源ハーブ栽培など、体験していただける機会も設けていきたいと考えています。

明日が募集締切となりますが、まだ若干の枠がございます。
ぜひ沢山の方に知って頂きたいと思います。
ご入会をご希望の方は、どうぞお早めにご連絡下さい。














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by latableverte | 2017-03-27 12:39 | 養蜂日記

スキンケア用のミツロウ

最後の採蜜を終え、養蜂作業が落ち着いた頃から、蜜蝋の精製作業を少しづつ行っていました。

蜜蝋はミツバチの巣を構成しているもので、ミツバチのお腹のロウ分泌腺から分泌する天然のワックスです。
そしてミツバチが蜜蝋10gを分泌するために、100gのハチミツを必要とするのです。働きバチ1匹が一生に集めるハチミツがティースプーン1杯程度というのですから、とても貴重なものだとわかりますね。

シーズンが終われば、巣枠から巣をはがし取り、きれいにお掃除して消毒。次のシーズンへの大切な準備です。

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はがした蜜蝋は精製してキャンドルや木材・革製品のメンテナンスに使うワックスなどに加工します。
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まだ、ハチミツがこんなに残っています!!016.gif
蜜蝋は最初は白色ですが、ミツバチが蜜を溜めたり、幼虫を育てたり…と巣を使っているうちに、ハチミツや花粉、プロポリス、そして幼虫の排泄物など…によって次第に黄色から黄土色に変わっていくのです。


以前から、アロマやハーブに親しんでいる方々から「ミツロウはありませんか?」と聞かれることがありました。その方々が欲しいと思っているミツロウは手作りのスキンケアグッズに使うもの。古巣を精製したものでは、不純物が多すぎて不適切なのです。
スキンケアに使うのは、ムダ巣と呼ばれる、ミツバチが勢いあまって巣枠の外に作り足した巣と採蜜の時に削り取る蜜蓋とよばれる部分のみを使うのが理想的。

でも…
何しろ10gに100gのハチミツが必要な蜜蝋。ミツロウの生産のために、ムダ巣をつくらせるのは、ミツバチへの負担になるとの考えから、あまり積極的に取り組んではいませんでした。
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しかし養蜂もいろいろと試行錯誤する中で、勢いよく蜜を集めている時期には、ある程度のムダ巣も容認しつつ、効率よく、ストレスなくハチミツを集めることが出来る方法に行きつきました。
結果、スキンケア用のミツロウも一定の安定生産が可能になりました。

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ムダ巣も作った時期や切り取るタイミングで、色の違いが出ます。
色合いごとに分けて精製することで、本来の色と香りを生かしたミツロウを作ることができました。
精製と言っても、お湯に溶かし、ろ過し、ごみや不純物を取り除く。これを手作業で繰り返すだけ。溶剤を使ったり、脱臭・脱色もしていません。

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なによりも特別なのは、ラ・ターブルベールでは養蜂において、防ダニ剤を一切使っていない ということ。
防ダニ剤は蜜蝋に移行しやすいと言われています。
そして、防ダニ剤を使わない養蜂を実践している養蜂家は、本当に少ないのです。
残念ながら。。。


これからはウエブショップで通年で販売できると思います。
お値段も、2年ほど前に数量限定で販売させていただいた時より、お求めやすく致しました。


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使いやすいキューブ状に成形してあります。
このミツロウ、なめらかで使い心地のよいクリームが作れます。
私はハーブ浸出油でバームを作って愛用していますが、違いは歴然。
なめらかにお肌の上で伸びてくれて、しっとりと保護膜を作ってくれる感覚は
それまで使っていたミツロウとは全く違います。

手作りコスメ愛好家の皆さまに、ぜひお使いいただきたい、自信を持っておススメできるミツロウです。














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by latableverte | 2016-12-11 18:53 | 養蜂日記

越冬に入りました。

つい先日、可愛いミツバチたちを無事に越冬小屋に移動しました。
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これでようやく一安心。


今年の秋は、10月半ばの突然の雪で早々と花が終ってしまい…。
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まだまだキレイに咲いていたコーンフラワーもボリジもカレンデュラも。
前日まで、ミツバチもたくさん集まって集蜜してたのですけどね。。。007.gif


そのまま冬になるのかと思うほどに寒い日が続いた後に、また暖かくなり…
雪が残るというのに、暖かさに誘われてブンブン飛び回る子が続出!002.gif
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日が暮れて寒くなって動けなくなった蜂たちを巣箱の近くまで連れて行ったり。
たすけて~とばかりに、人に停まる子(笑)
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ハラハラする日が続いていましたが、ようやく安定して寒くなりそうな気配。
今だ、チャンス!!と決行です。


あとは春まで静かに静かに、ただ命をつなぐことが出来るように祈るだけ。



今年も一年、たくさんのハチミツをありがとう053.gif


また来年、春に会いましょうね。
みんな、頑張ってね。








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by latableverte | 2016-12-09 15:01 | 養蜂日記

春が来た。

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今年の石狩は雪がとっても少なくて、春の訪れがとても早いです。
(石狩と言っても、とても広いので例年以上の積雪がある地域もあるのですが…。)
昨日のガーデンの様子。
これからも暖かい日が続くようで、この雪も今月中には無くなりそう。
ハーブたちもこの雪の下で、もう新芽を出してウズウズしているのでしょう。
いよいよ明日はミツバチたちの越冬解除。...


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ハウスへ続く道も準備OK!

さぁ、始まります!



早く会いたいな、この子たちに。

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by latableverte | 2016-03-18 00:56 | 養蜂日記

ミツバチたち、元気です

養蜂シーズンが忙しくなる前に…、と言ってミツロウの精製などを行なっていましたが。
今年の春はスタートダッシュでぶっちぎってる感がありまして、、、
ガーデン作業は、すでに完全に出遅れておりますorz。。


そんな中、順々に花は咲きつづけているので、ミツバチたちはとても元気。

考えてみれば、越冬解除も早かったのですから、春がスタートダッシュを切ってくれたおかげで順調なのですね。
有難いことです。


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まずはフキノトウから…。




それから、クロッカスやスイセンなどの花粉や蜜を集めます
(写真は無し・・・。)




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桜が咲き始める頃、たくさんの花粉を集めたミツバチを良く見かけます。
この子は、少し欲張りすぎて動けなくなっていたところを、救出しました。

ミツバチも、急に来た「春爛漫」に焦ってる?(笑)




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ゴールデンウィークは、桜が一気に満開に。
天気も良く、温かかったので桜の蜜も順調に入ってきているようでした。



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ジューンベリーも満開。
ミツバチが来てるかと思ったのですが…。



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こちらの方がお好みのようで…。
セイヨウタンポポ




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ヒメオドリコソウ。
はじめて訪花の写真が撮れました。
メチャメチャ夢中。頭の上には赤い花粉がたっぷりと付いていました。




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そしてヒメツルニチニチソウ
蜜源になるという話は聞いたことがなかったのですが、かなり夢中でしたよ。
美味しいのでしょうかね・・・。




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現在のガーデン。
春の花が満開です。
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by latableverte | 2015-05-10 00:41 | 養蜂日記

ミツロウ精製中ー!

越冬を解除したとはいえ本格的な養蜂作業はまだ。

本格的に忙しくなるまでに…

越冬中、巣箱の際の巣枠は結論とカビで不衛生な状態になります。

シーズンがはじまり忙しくなる前に、枠から汚れた巣を剥がし、熱湯で洗い流して天日干し。
更に、新しい巣礎を張る前にはバーナーで炙って消毒します。
消毒液などの薬品はいっさい使いません。

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剥がした巣は、溶かしてキャンドル用のミツロウに。
この時も、グツグツ熱湯で洗うように溶かすので、その後にカビが発生することはありません。

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この剥がした巣からミツロウを精製します。

なにせ、70リットル入り袋が8袋分あります…。
いっぱい取れそうです。(>_<)  ←  嬉しい悲鳴! HELP!!




こちらは
スキンケア用のミツロウ。

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綺麗なレモンイエロー。
ミツロウと植物オイルつかった手作りクリームやリップに最適。


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スキンケア用のミツロウは綺麗なムダ巣から作ります。


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2次精製終了。

この後は、湯せんにかけて最終精製へ。
ミツロウ本来の色と香りは残ります。


ハチミツを搾るより、とても手間がかかります。


今年はある程度まとまった量が採れそうなので、このミツロウを販売しようと思います。

抗生物質などのケミカルな薬剤を使わない養蜂で採れるミツロウ。

何気にかなりな貴重品ですよ~。(^^)


とはいえ、そんなに多い量ではないので、ショッピングサイトには載せません。

ご入用の方、メッセージ下さい。
お値段は100gあたり 2200円(税別)
ブロックの形状で量り売りになります。




ただし、ミツロウの精製は、仕事の優先順位としては低いので(とても)、今すぐ欲しい!と言われても対応できませんので、あしからず。。。
桜が咲き始めるまでには、やってしまいたいと思っていますが。


あ、石狩の桜ね。
東京辺りはもう満開ですものねー。

・・・いそがなきゃ (・。・;
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by latableverte | 2015-03-29 12:55 | 養蜂日記

真冬の羽音

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真冬にハチたちの羽音を聞くとホッとします。

夏場は、巣箱の外まで聞こえる羽音。

越冬中は、羽根の筋肉だけを震わせて発熱してるので、ほとんど音が出ません。
そのため、生きているかどうか、分からないのです。

これまで、巣箱に直接耳を付けても聞こえなかった微かな音を聴診器はひろってくれました。

温かいコーヒーでも飲みながら、いつまでも聞いていたい。笑)
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by latableverte | 2015-01-27 23:33 | 養蜂日記