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冬だからといって、そんなに暇な訳でもないですが…
つらつらと書き綴ってしまいました。
お付き合い下さって、ありがとうございます。


そして、これを読んで共感してくださった方に
お願いがあります。

花を植えて下さい。
できれば、観賞用に品種改良されたものではなく
原種か原種に近いものを。
数種類、開花時期が違うものだと最高です。

もちろん、殺虫剤、除草剤は使わないで。

一人ひとりは少しでも、たくさんの人が植えてくれれば
大きな力になります。
プランター1個でも、良いのです。

農地では、集約化が進み開花時期が短期間で終わります。
樹木は、まとまって開花はするけど、すぐ散ってしまいます。

でも、庭では
小さな土地でも多様な植物をギュッと詰め込むことができます。
フェンスやパーゴラなどを使って、高さを利用することもできます。
春早くから秋遅くまで、色とりどりの花を楽しもうと思えば、
ハナバチたちとって、素晴らしい餌場になります。

原種の花は、観賞用に作られた花より
少し寂し気かもしれません。
花数も花びらも少なくて、
華やかさでは劣るかもしれません。
でも、その自然な姿はとても美しいものです。
たぶん、日本人は元来そのような風情の方が好きかと。


そうして、餌場を作ることは
近くの有機農家さんの手助けをすることにも
つながります。
花粉媒介者が増えることは、
収穫量を増やすことになるからです。


循環


こんなところにも循環があるです。



草取りが面倒。
虫が嫌い。

そんなこと言わないで、
お花、
植えて下さい。


どうか、お願い致します。


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by latableverte | 2018-02-18 21:00 | 自然養蜂

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1年前に書いたfacebookの記事を読み返して。

シーズン中は、夢中で作業しているので、
考える暇もないし、考えたことも忘れているのですが、
「あ、ブレてないな!」と感心しています(笑)



有機農産物を食べたい。
オーガニックなものを選びたい。

今、そんな方が増えています。
もちろん私もその一人。


では、有機ハチミツとはどんなものなのでしょう?
ミツバチに対して、抗生物質や防ダニ剤など
化学物質を使わないこと。

殺虫剤、除草剤、殺菌剤などの化学物質に
さらされていない蜜源から集められた、蜂蜜であること。

この二つは絶対条件でしょうか。


でも、ミツバチは3キロ先まで飛んでいく。
飛んでいった先に、化学物質が無い保証は無い。

それなら、広大な土地を所有するか、
または管理して、そこで養蜂をするか?

それはこの日本では、到底無理なはなし。

ならば…
人が立ち入らない山奥の天然林や
手付かずの原野に蜂箱を置けば良い。

ついそう考えてしまうのが、私たち。

でも、それはエゴだと思うのです。


天然林の残る山奥や、
多様な生態系が営む原野以外に
化学物質の影響がない場所がない。

そういう状況を作ったのはだれ?

それは他でもない、私たち人間のはず。

その私たちが、
自分の食べるもの、使うものには安心安全を求め、
わずかに残った安全な場所を、
切り拓いてしまう。

日本にはもともと居なかった、
セイヨウミツバチを持ち込んでしまう。
しかも、大群を。

そこは、先住の生きもたちの
大事な場所だったにもかかわらず。


・・・・・。
違和感を覚えます。


オーガニックであること。
オーガニックを進めていくこと。

それが大切なことであることに、
まったく異論はありません。

ただ、そのレベルを求め過ぎたり、
エキセントリックに求めたり。
あるいは、他者と比べて競ったり、競わせたり。

それはもう、エゴでしかないと思うのです。


消費者のそんな行動は、
間違いなく生産者を追い込みます。


オーガニックであることの
本来の目的が、見えなくなる。

オーガニックは、私たちと、
私たちと共にこの地球で暮らす、
全ての生き物のためでなければならない。

そう思うのです。

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だから…。

山奥の無条件で安心な場所ではないからこそ、
ミツバチが、無謀に遠くまで行って、
危険な目に合わないように、
巣箱の近くで、蜜源植物を栽培しています。

アカシアやシナノキが咲いたとき、
西洋ミツバチが大挙して訪花すれば、
在来のハナバチは大切な餌場を失います。

そんな時も、彼女たちの餌場となるように
絶えることなく花が咲くよう
ガーデンを手入れしています。

これがラ ターブルベールが考え、実践している
自然養蜂なのです。





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ハマエンドウに訪花する在来のエゾトラマルハナバチ
(石狩海浜植物保護センターのHPから拝借)
ミツバチによく似ている。大きさも同じくらい。

意外と知られていないけど、在来のハナバチは
北海道でも少なくない。
でも、ご多分に漏れず、減少傾向。











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by latableverte | 2018-02-18 12:43 | 自然養蜂

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facebookから転載 続き



天然林のあるところでは養蜂をしません。

なぜなら、在来種のハナバチたちの貴重な住処だから。

例えば、原生の自然が残る大雪山で養豚や酪農をおこなうと、
そこの自然環境は大きく変わってしまいますよね。
それと同じで、あくまでも人の手が入った
里山や農地、原野で養蜂をおこないます。

そして、在来種のハナバチをはじめとする花粉媒介者たちと
共存できるように蜜源植物を植えます。

先住の生きものたちへのリスペクトは大切です。

それなしにミツバチたちの声を聞くことは無理でしょう。

それを無視して養蜂をおこなうことは避けるべきでしょう。

なぜなら、そこの環境は誰のものでもなく、
天から与えられた皆の資源なのだから。


だからこそ、天然林は天然林での、農地は農地として
持続するために循環を妨げるような行為は
慎まなければならないと考えます。



日に日に陽が長くなり、もう少しで北国の春の足音も聞こえてくるでしょう。

もう少し・・・

あと少し・・・

シーズンが始まります。






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by latableverte | 2018-02-16 11:03 | 自然養蜂


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冬だから、考える時間がある…という訳ではありませんが、
この時期は、いつもできない思考を巡らせたりしています。

これまで私たちが行ってきた養蜂と蜜源栽培。
自然養蜂という言葉を使ってきましたが、
この言葉に特に定義も規則も、商標もありません。
私たちの養蜂スタイルが、農業でいうところの
「自然栽培」に共通するのかな?という思いで
使ってきました。

最近、自然養蜂と謳う養蜂業者やそのハチミツも
チラチラと目にするようになってきました。

また、JAS認定や自主認定制度を下に、他者を否定するような言葉も目にします。

表現の自由は保障されているので、とやかく言うつもりもありません。

でもだからこそ、私たちの考える自然養蜂をしっかり伝えることが
大切なのだと感じます。

1年前にfacebookページに書いた記事を見つけました。
1年前にも同じことを感じ書いていたのだなぁ…
facebookだと流れて行ってしまうので、
ブログに転載します。
長いので、2回に分けますね。
くわえて、この1年にさらに感じたことや学んだことも
書き連ねてみようかと。

少し長くなりますが、お付き合いください。
(すでに十分長い…笑)



オーガニックとは何か?
人それぞれ色々な解釈をもっているようですね。
厳密な定義があるような・・・ないような・・・

わたしは、オーガニックとは循環が可能な様であること
が重要だと解釈しています。

自然養蜂という言葉を使っていますが、
家畜であるミツバチを飼育すること自体が自然なのか?
という疑問もあることでしょう。

日本には、そもそも生息していない西洋ミツバチを
持ち込むのですからね・・・
だから、その地域の自然環境に大きな負荷を与えず、
循環が可能なオーガニック養蜂と呼ぶべきなのかもしれません。

日本庭園における造園技法は「無作為の作為」と呼びます。
まるで、人の手を入れていないがごとく自然のままに魅せる技法です。
自然の様や美しさを十分に理解した上で、魅せるために人の手を加えます。

それに対し、目指すべき自然養蜂は「作為の無作為」です。


巣箱や巣枠など必要最低限の準備を施しますが、
その先はミツバチたちに任せます。

血統を重視して
作為的に女王を作ることもしませんし、
雄蜂も作り放題です。

産卵を抑制することはしません。

ミツバチたちが分封の用意を始めたら、
それに合わせるように分割します。

ミツバチたちが、自ら薬局へ行き、
抗生物質や防ダニ剤を求めて使わないのですから、
当然わたしたちも、それらを使いません。

本来、ミツバチたちは
自らがそれらに対処する方法を知っています。

弱き群は自然に淘汰されていきます。
強き群は自然に増えて分家していきます。

自然界で起きている事象をそのままに尊重します。

人の目にはわからない彼女らのルールがあるのだから。。。

そんな彼女らの声を聞いて、
ほんの少しだけお手伝いをするだけです。

それだけで、
ミツバチたちは寄生ダニに対処する方法を編み出すのです。

ミツバチたちは強いです。

環境の変化に柔軟に対処する能力があるからこそ
約500万年前からその生態を完成して来れたのでしょう。

そんなミツバチたちを信じきる。

それを、自然養蜂としています。


続く…


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by latableverte | 2018-02-15 09:54 | 自然養蜂

第四世代の養蜂へ・・・

ミツバチと人類の歴史は永い。
狩猟的(ハニーハンティング)を第一世代とすると、ミツバチの群を捕まえて飼育を始めた第二世代。
繰り返し巣枠を使えるようにして飛躍的に生産量を増やした現代の第三世代。
これまで、自然界からの既存の恵みを搾取して生産量を確保してきた養蜂。

しかし、このままでいいのでしょうか?

これまで農村や山里に位置していた蜂場が都市化により、どんどん手付かずの山の中へと移行しています。
これは、在来種のハチをはじめとする花粉媒介者の昆虫たちに大きな影響を与えてしまうでしょう。
流蜜時に、数千、数万匹のミツバチたちとの壮絶な食料(花蜜)の奪い合いです。
在来種の彼らに勝ち目はあるのでしょうか・・・。
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その一方、都心養蜂がここ数年増えています。
住処を奪われた在来種がそもそも少ない都心部は、蜜量もそこそこ豊富にあり、ミツバチたちの独占状態ともなります。
でも、果たしてそれでいいのでしょうか・・・。

これらの状況は、いずれも既存にある蜜源の奪い合いです。
まるで限られた資源を奪い合う私たち人類と同じ道を、ミツバチをはじめとする昆虫たちに押し付けているように思えるのです。

私たちは、資源という富の独占をどこかで妥協しなければ、共存は不可能です。
そのためには、既存の蜜源だけに頼ることなく、今すぐにでも積極的に蜜源を増やす必要があると思うのです。

だからといって、やみくもに植えればいいわけでありません。
自然を切り開いた農地のように、積極的に有効活用する部分と、種(在来種)の保存を目的として残すべき部分を明確にする必要があるでしょう。
以前は田植えの前に花を咲かしていたレンゲ。
また、最近では休耕地に緑肥として植えるヘアリーベッチなどもいいでしょう。
しかし、季節を通して蜜源が途切れることなくリレーのようにバトンを渡し続けるような多品種の蜜源植物が必要です。
また、都心においてもあきらめることなく、マンションのバルコニー等でもプランターに植物を植えて花が咲けば昆虫たちが訪れるでしょう。
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このように、第四世代の養蜂は、ミツバチたちだけではなく花粉媒介者の昆虫たちが食料に困らないよう、また、偏らないように上手く蜜源リレーが続くように栽培することが求められていると考えるのです。
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by latableverte | 2015-06-02 21:40 | 自然養蜂

自然養蜂Ⅷ・・・まとめ

【自然養蜂】Ⅷ

以上、Ⅰ~Ⅶまでが、わたしの考える自然養蜂の定義でありコンセプトです。

Ⅰ「採蜜は単花蜜にこだわらない。」

Ⅱ「多品種の蜜源を必ず用意する。」

Ⅲ「ケミカルな薬に頼らず、本来の自己治癒力を引き出すフィトケミカルな植物療法を用いる。」

Ⅳ「人為的な女王蜂の交配をせず、次世代の女王蜂の更新は群の意向を尊重する。」

Ⅴ「雄蜂の数を人為的にコントロールせず、群の意向を尊重する。」

Ⅵ「その地において、ミツバチたちが望む巣作りの環境を考えた巣箱を用意する。」

Ⅶ「生態的な特徴をそのままに、飼育地域の自然環境に則した飼育方法を考える。」


地域を限定としない全国共通の項目になっています。
これに、地域の環境要因を加えることにより、飼育する地域ごとの技術指針が定められると考えるのです。

今後、さらに養蜂は環境教育をはじめ、生産物がそれぞれの地域の特産品として新たな産業を創出する可能性が高いと思われます。
その時、これまでのような既にある自然界(蜜源)からの搾取とする飼育ではなく、蜜源植物を栽培しながら養蜂を営むひとたちが増えて欲しいと願います。
また、それぞれの地域の有機農家さんの後方支援としてポリネーション(花粉交配)に協力していくことが望ましいと考えています。

ちょっとダケ真面目に語ってみました。
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by latableverte | 2015-04-23 07:22 | 自然養蜂

自然養蜂Ⅶ

「Honey&Herb CLUB」投稿文より・・・

【自然養蜂】Ⅶ

「養う」 「蜂」と、書いて「養蜂」。
養うことを前提としたとき、それは果たして「自然」なのだろうか?

生き物がその生態に基づいて生息する状態は「天然」と言い表します。
これは、原生林など原始の状態を保持したカタチと言えるでしょう。

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*写真:寒い季節は巣枠の間隔を狭めている。「なにするの?」と不安そうに眺めるミツバチたち。

在来種のニホンミツバチは野生種のため、その生態に寄り添うことで養蜂を可能としますが、やはり逃去されやすく養う(飼育)というよりは共生に近いかもしれません。

一方、外来種のセイヨウミツバチは、人為的に手を差し伸べないと群の維持ができません。
理由のひとつが、もともと生息していた西洋には天敵となるスズメバチがいないのです。

そのため、夏から秋にかけてスズメバチ対策をしないとセイヨウミツバチはほとんど生き残れません。
よって、セイヨウミツバチは「天然」として生息を持続する「帰化」は難しいのです。

セイヨウミツバチにはニホンミツバチとは違う生態的特長があります。
ニホンミツバチはトウヨウミツバチの亜種であり、どちらかというと南方系のミツバチなのです。
一方、セイヨウミツバチは北方系のため長く越冬のために必要とする強力な集蜜能力があります。

また、群の維持に生息環境が即さなくなった場合、セイヨウミツバチは新しい女王蜂を作り分封(分家)します。
一方、ニホンミツバチの場合は、新しい環境を求めて集団で引越します。

そのような生態的特長を自然のままに受けとめて養う。
だからといって、むやみに分封をそのままにするわけではありません。
飼育地域の自然環境を考慮して、ミツバチとその自然環境に配慮した「養」い方が必要となります。


なので、わたしの考える「自然養蜂」・・・

「生態的な特徴をそのままに、飼育地域の自然環境に則した飼育方法を考える。」
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by latableverte | 2015-04-22 12:56 | 自然養蜂

自然養蜂Ⅵ

「Honey&Herb CLUB」投稿文より・・・


【自然養蜂】Ⅵ

わたしたち人間は、南方系と北方系では家の作りが違います。
南方系は風通し良く。
北方系は断熱強化された住まい作りとします。

ミツバチは南方から渡ってきたことにより、スズメバチのような巣を守る外郭を作りません。
今でも南方系のミツバチは大木の枝や崖の岩下などに露出した巣を作りますが、北方系に生息するミツバチは大木の樹洞などを利用します。
外郭こそ作りませんが、屋外環境から守れるような場所に巣を作るのです。

そのように屋外環境から巣を守る装置が巣箱です。
古くから定置養蜂としている欧州の一部では、さらに養蜂小屋を設けてその中に巣箱を入れて飼育したりしています。

日本では、春、南から北へ。秋、北から南へと移動する転飼養蜂のため、一般的な巣箱は持ち運びが容易なように板の厚さを薄くして軽くできています。
この一般的な巣箱では、外気温の影響を大きく受けてしまい、寒冷・積雪地での定置養蜂には向いていません。

もし、地球が寒冷化した場合、ミツバチたちが生き残る可能性があるとしたら?

狭すぎず、広すぎず、外気温の影響を受けにくく、天敵となる害獣から巣を守れる環境・・・。

狭すぎると、育児や越冬時に必要な蜂の数が確保できず寒くて死んでしまいます。
また、広すぎてもミツバチたちが出す熱が失われてしまうため、不利になります。
外気温の影響が強いと暑くても寒くても、働き蜂たちのエネルギー損失が大きく不利になります。
しかも、天敵となる熊やスズメバチが容易に巣へ侵入できるようだと生き残れません。

そのようなことを考えながら、寒冷積雪地における定置養蜂に相応しいオリジナル巣箱を設計して使っています。
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なので、わたしの考える「自然養蜂」・・・

「その地において、ミツバチたちが望む巣作りの環境を考えた巣箱を用意する。」
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by latableverte | 2015-04-20 22:38 | 自然養蜂

自然養蜂Ⅴ

「Honey&Herb CLUB」投稿文より・・・

【自然養蜂】Ⅴ

育児もしなければ、花蜜を集めてもこない雄蜂。
越冬前になると、貴重な保存食であるハチミツの食扶ちを守るため雄蜂は巣箱の外へ追い出されてしまいます。
女王蜂との交尾要員だけとの見方や、雄蜂の幼虫には寄生ダニが付きやすいのであえてダニ用のトラップとすることも。
そんな雄蜂ですが、自然巣の状態では群の中の約1割を占めるそうです。

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*(写真は巣枠からはみ出るほどに作った無駄巣。巣枠の雄蜂の巣房を切除ばかりしていると、強引に雄蜂の巣房を作り始めます。)


育児もしなければ、花蜜も集めてこない。天敵のスズメバチと勇敢に戦うことさえも無い・・・。
しかも、ハチミツが貯蔵された巣房から自分でハチミツを食べることなく、働き蜂に口移しで食べさせてもらっている雄蜂。
そんな交尾要員としてだけの役割に1割・・・。

雄蜂の割合、多くないか?
ちょっと疑問に思ってしまいます。
一般的な養蜂では、雄蜂は成虫になる前の蛹の状態のときに除去します。
実際に自然巣に近い状態で、雄蜂を作らせるとその数は以外に多いことがわかります。

また、これまでの越冬で何度か雄蜂も越冬していることを確認しています。
もしかすると、未だ解明できていない雄蜂の役割があるのかもしれません。


なので、わたしの考える「自然養蜂」・・・

「雄蜂の数を人為的にコントロールせず、群の意向を尊重する。」
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by latableverte | 2015-04-20 12:44 | 自然養蜂

自然養蜂Ⅳ

「Honey&Herb CLUB」投稿文より・・・

【自然養蜂】Ⅳ

ミツバチが採取してきたばかりの花蜜は水分量が多くて発酵しやすいのですが、ミツバチの出す唾液酵素の抗菌作用により発酵・腐敗を防ぎます。
ミツバチたちはこの花蜜の水分量を20%以下にすることで、さらに傷みにくいハチミツとするのです。
そして、ミツバチたちが作り出す蜜蝋にも抗菌作用があります。
また、植物の樹脂から採取してくるプロポリスも抗菌作用があるのです。
ミツバチ単体自体はそれほど免疫力が高くはありませんが、巣の中は抗菌作用のある巣材や食べもので構成されているので、病気になりにくいはずなのです。

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それなのに、病気が蔓延してしまうのは、よほどミツバチの免疫力が落ちているのではないでしょうか。
特にセイヨウミツバチは、養蜂の長い歴史の中で扱いやすい品種となるよう人為的に女王蜂を交配し続けてきました。
集蜜力があるもの、おとなしく刺さないもの、多産なもの・・・・。
これらの扱いやすさを優先した結果、気が強い(=自己免疫力が高い?)ものが欠落していったのでは・・・?

以前、ものすごく気が強くスズメバチにも攻撃するし、私にもどんどんアタックしてくる群がいました。
その一方、穏やかで多産、まったく攻撃してくることのない群もいました。
その秋、猛暑の影響かスズメバチの大発生で両方の群が共に蜂数を減らしてしまいました。
越冬のためにはどちらも蜂数が少ない上に寒波が早く訪れ、冷たい長雨が続きました。

寒くて湿度が高いとチョーク病という病気が発生しやすくなります。
案の定、おとなしいミツバチ群にはチョーク病が出てしまいました。
しかし、気の強いミツバチ群はほとんど影響が無かったのです。

これまでも、気の強い群は寄生ダニが付きにくく、多少の寒さにも耐えられる傾向があるように感じています。
もしかすると、「気が強い」=「元気・健康」なのかもしれません。
このような群は、女王蜂に異変(怪我・病気・産卵が鈍る等)があると、すぐに王台を作り新たな女王蜂への更新しようとする傾向が強いものです。
このとき別の女王蜂を導入するよりも、群の血統をそのままに新女王蜂へと更新していく方が良い結果となることが多いように思います。


なので、わたしの考える「自然養蜂」・・・

「人為的な女王蜂の交配をせず、次世代の女王蜂の更新は群の意向を尊重する。」

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by latableverte | 2015-04-19 21:18 | 自然養蜂