2017年 06月 23日
ガーデンセミナー終了。ありがとうございました。
ご報告がとーっても遅くなりましたが、トトラボ村上志緒先生をお迎えしてのガーデンセミナー、無事に終了いたしました。
6月15日の当日はあいにくの雨模様。予報に反して止む気配はなく、しとしと雨が降り続く中のガーデンセミナーとなってしまいました。
がっ、先生はそんなこと全く意に介さず(笑)。参加者のみなさまも寒い中、真剣そのもの。
お話しするこちらも、つい熱が入り…。ハードなセミナーとなってしまった。。かな。
前半では私からLa table verteが行っている養蜂スタイルのこと、その中でのこのガーデンの役割について。
そして、ガーデンで栽培している植物についてなどをお話しさせて頂きました。
寒い中熱心にお話しを聞いて下さる参加者の皆さま、ありがとうございました。
その後、村上先生と蜜源植物がどんな風にミツバチや他の昆虫を呼び寄せているか?植物を観察したり、蜂の気持ちになってみたりしながらガーデンを見学。
その植物が私たちに分けてくれる力についても、植物を観ながらわかり易くお話ししていただきました。
ニセアカシアの花を獲って、蜜を味わってみます。ハチの気持ちがわかるかな。
思い思いのハーブを摘み取り
女性ホルモン系を意識したセレクト?
ハーブのバケツに顔をうずめる人。見ようによっては、ちょっとアブナイ(笑)
思い思いにハーブを摘んで頂き、後半の実習会場に移動。
後半では、北海道の主要な蜜源、今まさに花が咲き、ミツバチたちが夢中になって蜜を集めているニセアカシアを蒸留しました。
満開の木の下は、むせかえるような甘い香り。蒸留でどんな香りがとれるのか、興味津々です。
前日に摘みに行ったニセアカシアの花
2部会場に入ると、キレイにセッティングされていました。
ミツバチの生産物
ここでもまた、養蜂の生産物である、ハチミツ、ミツロウ、ビーポーレン、プロポリス、ローヤルゼリー‥などについて、
せっかく養蜂場に来ていただいたので、製品になる前のいわば原材料の状態をご覧いただきながら、いったいそれって何なのか?というお話をさせていただきました。
それらは全て、ミツバチの生態のなかで重要な役割を果たしているもので、必要以上に搾取しない過剰に欲しないことが、私たちに人間に必要な意識なんだということを感じていただけたら…とお伝えしました。
山菜やキノコ、野草だってそうですよね。
自然から頂ける量を超えて欲すると、いずれ自然からそっぽを向かれてしまいますものね。
ミツバチだって同じなんです。
…と、お伝えしたいことが濃すぎて(笑)時間がおしているにも関わらず、タップリお話ししてしまい、バタバタと実習に突入。
村上先生と、真剣に蒸留の温度管理をするMさん(隠しきれない嬉しさがにじみ出ていますね)
村上先生からハチミツとハーブを使ったシロップ剤の作り方を教えて頂き、グループで作りながら
花とハチの切っても切れない関係について、花がどんな風にハチを誘いおもてなしをするかハチがどんな風に花が見えてるか…。
興味深いお話をたくさんしていただきました。
シ
ロップ抽出中のハーブ。きれいです。
出来上がったシロップと蒸留水。用意したボトルに満量にならなかったなぁ…反省。
あーー、もっと聞いていたい。時間が足りない!(笑)
そして、ここに書くことも多すぎて書ききれない~~(笑)
初めての試み。いろいろといい勉強になりました。
沢山のスタッフに助けられて、無事に終えることができてホッとしています。
遠く、旭川、東京、大阪からご参加下さった方も!!
本当にありがとうございます。
あいにくのお天気だったことが本当に残念ですが、また機会がありましたら是非遊びにいらしてください。
1週間が経ち、ガーデンはバラも咲きはじめ、賑やかになってきました。
そして、今日は今年初めての採蜜!
アカシアの蜜も入ってるようです。
蒸留水との香り比べ…してみよう。