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カテゴリ:蜜源植物( 2 )

蜜源植物のリレー

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(撮影:目黒嘉子)
可愛い花でしょ?
スノードロップと言います。
球根植物で和名は待雪草(マツユキソウ)2月~3月が開花期ですが、北海道では雪が解けてすぐ3月末~4月初めに咲きます。
ビー・フレンドハーブガーデンでは、昨年秋に10球の球根を植えました。

このガーデンの一番大切な役割は、なんといっても「絶え間なない蜜源の供給」です。
ここを始めて3年目。昨年、夏から晩秋~越冬までの絶え間ない蜜源リレーは何とか見えてきました。
もちろんガーデンの植物だけではない、近隣の防風林や雑木林、庭木など、種々の資源があってこそ実現したのですが…。

問題は早春。
越冬解除したあと。
ネコヤナギ→フキノトウ→→→サクラ・・・。

フキノトウからサクラまでが長いのです。
サクラが咲くと、後は次々と花が咲き始めるのですが…。

とはいえ、雪が解けてからすぐに咲く、となると球根類くらいしか、
ということでスノードロップを植えてみたのです。

でも、果たして蜜は出るのかしら?
ミツバチは訪花するのかしら…?





じゃーん!
観てください、この夢中な姿!(笑)

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(撮影:目黒嘉子)
なんてカワイイんでしょ。 (#^.^#)




しばしご堪能ください(笑)
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                                (撮影:目黒嘉子 2枚とも)


これはもう、スノードロップ増やすこと、決定です。
植えておけば勝手に増えるのですが、それ以上に今年の秋も新しい球根を入れましょう。
この子たちは、昨年秋の神宮マーケットでイコロの森さんから購入したものです。



他に球根植物ではエゾエンゴサクもミツバチが吸蜜することは分かっているので、エンゴサクも植えたいところ。
エンゴサクの球根募集中(笑)



そして、クロッカス、スイセン、ムスカリ、チューリップが咲いて、サクラにつながる。
やはりサクラまでは球根植物なんですね~。


今年は早々と越冬解除になりましたが、これまで天気もよく、地温も高めなので植物の生育も順調に進んでいます。
このまま寒の戻りがなければ、宿根ハーブたちも例年よりもずっと早く花を咲かせてくれるのではないかと思いますが。
例年ならば、桜は5月の連休明け。
あとタップリひと月はありますからね~。
春の蜜源リレー、なんとか確立させたいです。



あ、ちなみにこのスノードロップ。
花言葉は「あなたの死を望みます」ですって!!
こんなに可憐なのに。

プレゼントにはしない方がよいかも、ですね。
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by latableverte | 2015-04-05 16:17 | 蜜源植物と環境 | Comments(0)

ハチミツソウ

しばらくのあいだブログの更新が滞ってましたが、さりげなく再開です。(笑)

で、何をお話ししようかな~と考えて…。

La table vertのfacebookページをご覧いただいている方にはお馴染みの、プロフィール写真に使っている蜜蜂と黄色いお花について。

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このお花、なんというお花かわかる方は、かなりの植物通とお見受けします。(笑)
これは、その名も「ハチミツソウ」という、ハチミツを採るために導入された北アメリカ原産の植物なんです。
1961年に蜜源植物として北海道の羊が丘に導入され、その後北海道と長野で定着。
でも、あまり日本の気候が好きではなかったのか、さほど繁殖力が旺盛ではないのか、
北海道でもあまり見かけることはありません。
野生化することはなかったようで、養蜂の衰退とともにハチミツソウも少なくなったようです。

このハチミツソウ、多年草なのですが背丈は1.8mにもなって、一株に多くの花をつけ良質の蜜を、晩夏から秋にかけてたくさん出してくれるようです。
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La table vertでは昨年、試験的に栽培してみましたが、花が咲いているあいだ本当にたくさんの蜂たちが集ってきていました。

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昨年はしっかり種を採りましたから、今年はたくさん植えますよ~。もちろん我が蜂場のすぐそばに。
どんな蜜が採れるのか、いまからとても楽しみです。



お気づきの方もいるかもしれませんが、この花によく似た花がありますね。
そう、日本中の野山の道端や荒れ地、畑地、河川敷などで見られるオウハンゴンソウ。

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よく似ていますね。

こちらも蜜源植物なので、夏場、花の少なくなる本州から北海道に移動養蜂で来る養蜂家は、野生のオウハンゴンソウを蜜源としている方も多いようです。
これも北米原産で明治中期に鑑賞用として導入したものが野生化したようです。
こちらはとても繁殖力が旺盛で、北海道から沖縄まで全国に定着しています。

そういえば、ちょっとドライブに行くと、道端でよく見かけませんか?

古い話で恐縮ですが、倉本総さんのドラマ「北の国から」で、
正吉が蛍にプロポーズするときに、100万本のバラの代わりに贈ったあの花です。
あの時もせっせと河原で刈り取っていましたね。(知らない人の方が多いかも…。)

じつは、あまりの繁殖力の強さに、在来植物への影響が懸念されることから
特定外来植物の指定を受けて、駆除対象になっているんですよ。

蜜蜂たちからハチミツを分けていただくためには、自然のことにもきちんと
目を向けなければ…、と思う今日この頃ですが、ハチミツとして人気の高いアカシア蜜も、
蜜源となっているのはニセアカシアと言って、要注意外来植物の指定をもらっているんですよね。
しかも日本の侵略的外来種ワースト100に入るというありがたくない称号も。


La table vert は移動によるミツバチたちへのストレスを避けるために、
野生や原生の花を求めて移動する養蜂を行っていません。
だからこそ、蜂場の周りの蜜源植物を増やしていく作業はとても大事。
そのことを通して、都市環境や農村の環境保全にも一役買いたいと、
大それた夢も持っています。


自然と深くかかわる養蜂だからこそ、自然ということの意味や価値を真摯に考えたいと思っています。
何をどう守り、どう利用していくか。自然との共存とはどうあるべきか…。


緑や花が増えれば良い。
蜜が採れればそれで良い。

ではなくて…。
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by latableverte | 2013-05-06 23:56 | 蜜源植物と環境 | Comments(0)